【ヴィクトリアM】西園師 幸を信頼「流れ一つでいい勝負する」

[ 2017年5月12日 05:30 ]

ヴィクトリアMにジュールポレールを送り出す西園師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ヴィクトリアMにジュールポレールを送り出す西園師を直撃した。

 ――ジュールポレールの前走(阪神牝馬S3着)ですが、いつも通りの好スタート。

 西園師 はい。スタートセンスは抜群です。それでいて掛かっていくことはなく、上手に折り合えるので誰か行く馬がいれば行かすこともできるし、遅ければハナにも行けるのが強みです。

 ――気性的に相当、大人ということ?

 実は、普段は結構シャープな気性の持ち主です。でも競馬ではまるで別馬のように上に従ってくれるんです。

 ――道中もいい手応えに見えました。

 はい。4コーナーを回るまでは絶好の手応えで、勝てるのでは!?って思いながら見ていました。ただ、道悪のため追ってから2度ほどノメッてしまいました。その分、差されてしまったけど、よく走ってくれたと思います。

 ――最近、一戦ごとに体重が減っている点が気掛かりですが?

 大幅に減っているわけではありませんから大丈夫です。今回はこの中間の感じから、前走時と同じくらいで出られると思います。

 ――最終追い切りは坂路で半マイル53秒1〜1F12秒3。

 1週前に52秒台でしっかりやって、今週は東京への輸送も考慮してサッとやりました。動きは良かったです。

 ――幸騎手との相性も抜群。

 自信を持って乗ってくれるので大崩れしないですよね。G1で相手は強化されるけど、このコンビなら流れ一つで良い勝負をしてくれると信じています。

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2017年5月12日のニュース