【ヴィクトリアM】ミルコG1・2勝導く!リング手応え12秒3

[ 2017年5月11日 05:30 ]

<ヴィクトリアM追い切り>G1・2勝目に向けて手応えのクイーンズリング
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 G1馬クイーンズリングの最終追い切りは坂路単走で4F53秒2〜1F12秒3を計時。吉村師は「1週前にジョッキー騎乗でやっているのである程度セーブ。時計も理想的」とのジャッジ。穏やかな笑みから、G1・2勝目への手応えがヒシヒシと伝わってくる。

 それでも同馬の取捨は悩ましい。昨秋のエリザベス女王杯で見せた上がり33秒2の鬼脚は大威張りできる一方、今年初戦の前走・阪神牝馬Sでブービー15着。道悪と落鉄が敗因としても負け過ぎ…。M・デムーロはうつむき加減にこう証言する。「前走?悲しかったです。若い時は馬場が悪くても頑張っていたけど、今は全然合わない」。

 だが、担当者から「イイ感じ」の返事をもらい、その表情が一気に明るくなった。「エリザベスの時はどんどん良くなっていた。今も凄くいいコンディション。勝ちたいG1です」

 週末の天気を気にしながらも、名手の足取りは、いつの間にか軽やかなものへと変わっていた。

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