初の外国人リーディングジョッキー誕生なるか?日本人の若手も台頭!

[ 2017年5月9日 17:53 ]

青葉賞をアドミラブルで勝利し喜ぶM・デムーロ騎手
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 5月第1週の開催を終えて、中央競馬は一年の日程のおよそ3分の1を終えた。7日の開催終了時点でリーディングトップは64勝のM・デムーロ騎手。8勝差の56勝でC・ルメール騎手が2位につけている。

 ともに15年に外国人初めてのJRA所属騎手として“デビュー”し3年目のシーズン。初年はデムーロが3位、ルメールが4位。2年目となった昨年はルメールが最終週の前までトップに立っていたが逆転され、戸崎圭太騎手にわずか1勝差の2位となった。

 3年連続で全国リーディングを獲得している戸崎も51勝で3位につけているが、今季も外国人騎手2人はコンスタントに勝ち星を挙げており、初めての外国人リーディングジョッキーが生まれる可能性が非常に高くなってきた。

 一方で33歳の田辺裕信騎手が躍進をみせている。昨年は86勝の7位に甘んじたが、今年はすでに49勝を挙げ4位につけている。自身初の年間100勝も視野に入ってきた。皐月賞でアルアインとともにG1初制覇を果たした27歳の若手・松山弘平騎手も昨年の23位(47勝)から、今年は27勝で12位につけ、ブレイクの兆しをみせている。

 今年デビューの新人のなかでは木幡育也、川又賢治両騎手が2勝を挙げてトップ。新人騎手5人はすでに全員が初勝利を挙げており、これからの活躍にも期待が広がる。

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2017年5月9日のニュース