【ヴィクトリアM】さらに良化!充実一途ミッキークイーン

[ 2017年5月9日 05:30 ]

5歳春を迎え充実のミッキークイーン
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 前哨戦で弾みをつけて本番へ。ミッキークイーンが春の古馬マイル女王決定戦にピッタリ照準を合わせてきた。休み明けの前走・阪神牝馬Sは1番人気に応える文句なしの勝ちっぷり。中団からズバッと差し切った。斉藤助手が振り返る。

 「前走はいつもの休み明けより反応が良かったし、最後の脚が凄かった。安心して見ていられました」

 1週前追い切りはCWコースでビートフォーセール(3歳未勝利)を3馬身追走。直線は内へ。6F83秒2、ラスト11秒8と鋭く伸びて3馬身先着。斉藤助手が続ける。

 「先週の追い切りがいい動きだったし、1回使ってさらに良くなっています。体がふっくらして力強さが出てきました」

 昨年のこのレースはレースレコードを刻んだストレイトガールと2馬身半差の2着。秋はぶっつけでエリザベス女王杯に参戦して3着、続く有馬記念が5着。昨年4戦で未勝利とはいえ牝馬トップクラスの立ち位置は不動。

 5歳春を迎え、心身共に充実。一昨年のオークス、秋華賞以来のG1獲りへ。今年こそ。この4文字に陣営の思いは凝縮されている。

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2017年5月9日のニュース