【ＮＨＫマイルＣ】（１１）オールザゴー　距離克服で一発期待

　３頭出しで挑む矢作厩舎のオールザゴーは、僚馬ナイトバナレットと共に午後０時３分に東京入り。僚馬たちが近くにいるおかげか、馬房内ではリラックスムード。久保助手も「輸送に関しては言うことがなかったですね」と喜んだ。

　１週前に強い負荷をかけ、今週の追い切りは軽めの内容。坂路で併走馬に首差遅れたものの「馬場が荒れている時間帯だったのであんなもの。今回は勝ったマーガレットＳと同じ過程を踏みました」と同助手は意に介していない。父はステイゴールドだが、母は０５年ファンタジーＳ（芝１４００メートル）を制したアルーリングボイス。「母系がスピード血統だから距離が持ってくれれば。速い時計には対応してくれると思っている。うちは３本の矢の時は、どれかが来るからね。」と僚馬にも負けない走りを期待していた。