【万哲の乱 特別編】7日新潟11R ジュンヴァルカンでG1資金を倍増だ

[ 2017年5月7日 08:00 ]

 6日の府中市は「くらやみ祭」の最終日。東京競馬場に早めに移動したリエノテソーロ(NHKマイルCに出走)の取材で、金曜夜に府中市内ホテルに宿泊していた小生は、花火の号砲で飛び起きた。午前4時ちょうど、神輿還御(おかえり)の合図だった。もし静寂だったら、午前5時半の開門と同時にダート入りしたリエノテソーロの調教に間に合わなかったかも。きっと、夢の中…。徒歩で競馬場に向かう道中、大太鼓に導かれて町内を巡行する壮大な神輿を間近で見れたのは貴重な経験だった。ちなみに、堂々とダートコースをキャンターで周回するリエノテソーロが絶好気配だったことは忘れず付け加えたい。得意のダート戦なら圧勝まであったかも!?

 大混戦のNHKマイルCの“資金稼ぎ”は新潟11R・新潟大賞典の(7)ジュンヴァルカンで。昨年6月の三田特別(阪神)でマークした2分10秒8は、同開催のG1宝塚記念でもめったに出ない好時計。当時2着のヤマカツライデンも既にオープン入りし、先週の天皇賞・春では果敢に逃げまくった。ジュンヴァルカンもG3&ハンデ戦なら、勝負になっていい。前走・日経賞(9着)は出遅れが致命傷で、この中間はゲート練習を入念に積んだ。湿った馬場を苦にしないネオユニヴァース産駒なら、土曜の雨(日曜の天気は回復へ)も気にならない。手頃なハンデ55キロ。好位で流れに乗れば、外回りの長い直線も味方に。

 《もうひと推し》東京5Rは(11)トラネコが勝負態勢。前走(4着)はスタート直後に他馬に寄られ、後方に下がる不利。さらに勝負所の4コーナーで内から横圧され、外に押し出される二重の不利。「武豊ジョッキーも相当悔しがっていました」と堀井師。再び武豊に依頼。力が入って当然。

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2017年5月7日のニュース