【かきつばた記念】兵庫のトウケイタイガーがJRA勢寄せつけず圧勝!

[ 2017年5月3日 16:17 ]

 交流重賞「第19回かきつばた記念」(ダート1400メートル、晴、良)が3日、名古屋競馬場で行われ、川原正一騎手騎乗の兵庫・トウケイタイガー(牡6=兵庫・住吉朝男厩舎、父タイムパラドックス、母ヒノデモンテローザ)が4馬身差をつけて圧勝。2着にタムロミラクル、3着にはショコラブランが入った。JRA勢を破って地方所属の馬が勝利するのは14年の兵庫・タガノジンガロ以来3年ぶり。

 激しい先行争いを制し逃げの一手に出たトウケイタイガー。手応えよく直線を向くと、外から追い上げるタムロミラクル、ショコラブランらを寄せつけず差を広げた。鞍上の川原が振り返って後続馬を見る余裕さえある圧勝劇だった。グレード競走はこれが初勝利。勝ちタイムは1分26秒8。

 16年地方年度代表馬ソルテ(牡7、大井)の全弟。昨秋の兵庫移籍後8戦6勝とした6歳馬の今後に注目が集まる。

 ゴールデンウィーク3日間連続・地方交流重賞の第1弾は地方勢に軍配。4日に兵庫チャンピオンシップが園田競馬場で、5日にはG1・かしわ記念が船橋競馬場でそれぞれ行われる。

 ◇かきつばた記念 194メートルと日本で最も直線が短い名古屋競馬場で行われ、今年からハンデキャップ競走に変更された。レース名の「かきつばた」は愛知県の県花。過去の勝ち馬には09年10年を連覇したスマートファルコン(地方G1・6勝)などがいる。

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2017年5月3日のニュース