【福島牝馬S】ギモーヴ上々の動き!鮫島駿が描く重賞初V

[ 2017年4月20日 05:30 ]

 【栗東ドキュメント=19日】勝負事に流れは大切だ。朝一番の調教が終わり、寺下は厩舎を回った。多少の雨に降られたが、無事に取材を終えて調教スタンドに戻ってくると、福島牝馬Sに出走するギモーヴがコースから引き揚げてきた。その馬上には鮫島駿。グッドタイミングと思い、すぐさま近寄り感触を聞いた。

 「単走馬なりでサラッと乗りましたけど、稽古は動く馬だし上々の動きです」

 まだ準オープンの立場だが、近2走は牡馬相手に小差の内容。3年目の若武者は「メンバー的に抜けた馬もいない。牝馬限定戦なら十分やれるチャンスはあると思います」と歯切れのいいコメントを並べた。重賞初制覇を狙う鞍上は近5回の重賞で5→3→4→14→5着。全て8番人気以下の伏兵ながら見せ場をつくっている。「内めの枠から、スタートに気をつけて流れに乗れれば。いい脚を使ってくれる馬ですからね」とVイメージを描いていた。

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2017年4月20日のニュース