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【天皇賞・春1週前追い】ブラック ビシッと加速ラスト11秒7

併せ馬に先着するキタサンブラック(手前)
Photo By 提供写真

 「第155回天皇賞・春」(30日、京都競馬場)の1週前追いは19日行われ、大阪杯を制したキタサンブラックが、併せ馬で鋭く先着。連覇へ仕上がりの良さを見せつけた。

 併せ馬でビシッと攻めてきた。キタサンブラックは朝イチに黒岩(レースは武豊)を背にCWコースへ。3馬身先行したアキトクレッセント(5歳1600万)との差をキープしながら直線は内に入り、ゴーサインに反応してスッと加速。馬体を併せた追い比べからグイッと伸びて半馬身先着でゴールを駆け抜けた。栗東は月曜午後から火曜朝にかけての雨でウッドチップが重くなり、そんなコンディションで6F82秒7〜11秒7と全体時計は目立たなくてもラスト12秒を切ってきた。黒岩の感触が状態の良さを物語っている。

 「けさは時計を出すように、との指示でした。そんなに出ていないけど乗っている感じは速かったです。一回使ってガス抜きができたようで雰囲気はちょうどいい感じ。イライラしているときは音に過敏になるけど、いいときは落ち着きがあって物事に動じない。今はそういう感じですね」

 昨年暮れの有馬記念2着後は放牧を挟み、今季は大阪杯をステップに天皇賞・春、宝塚記念と中長距離G1・3戦に狙いを絞ってきた。休み明けの前走・大阪杯は道中3番手から早めに動き、そのまま押し切る貫禄の勝利。昨年の年度代表馬が存在感を示した。5歳春を迎え、もうひと皮むけた感すらある。この中間も追い切り以外でCWコース2周半を取り入れるなどハードな稽古を消化。清水久師は伸びしろを強調する。

 「前走後もダメージはなかったし、もちろん上積みはありますよ。この馬は普通に調教しても全然、足りない。負荷がかからないんです。当時は気づかなかったけど今、思うと去年はまだ子供っぽかった気がします。その頃より体に幅が出たし、どこまで成長するのか分からないですね」

 距離もコースも不問。安定感はズバぬけている。今年も春の盾獲りへ。メジロマックイーン(91&92年)、テイエムオペラオー(00&01年)、フェノーメノ(13&14年)に続く史上4頭目の連覇を狙っていく。 天皇賞・春

[ 2017年4月20日 05:30 ]

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