【東京スプリント】サジン重賞初V!ダート界もキタサンまつりだ

[ 2017年4月20日 05:30 ]

東京スプリントを快勝したキタサンサジン。北島三郎オーナー(右端)も駆け付けた
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 ダート界も“キタサン”まつりだ。短距離G3の「第28回東京スプリント」が19日、大井で行われ、1番人気のキタサンサジンが逃げ切りで重賞初V。

 初コンビの内田博は「トモを滑らせて半馬身ほど出遅れたけど押し切ってくれた。凄く力がある」と、アクシデントを即座にリカバリーした相棒を絶賛。梅田師も「先手ならしぶとい。ジョッキーが持ち味を最大限に発揮してくれた」と人馬の好プレーを称えた。次走は未定も重賞ウイナーの仲間入りを果たし、大目標に同舞台のJBCスプリント(11月3日)を挙げた。

 この日、テレビの仕事を終えて大井に駆けつけた北島三郎オーナー。午前中には栗東で天皇賞・春連覇を狙うキタサンブラックの1週前追い切りが行われた。“砂神”の勝利は大一番を控えたブラックへのエールか。「今日は馬が頑張ってくれた。天皇賞も一流馬たちと大きな舞台に上がれるのは光栄。無事に走ってほしいね」。晴れやかなサブちゃんスマイルで競馬場を後にした。

 ◆キタサンサジン 父サウスヴィグラス 母キタサンヒメ(母の父カコイーシーズ) 牡5歳 栗東・梅田智之厩舎 馬主・大野商事 生産者・北海道新ひだか町の米田牧場 戦績21戦6勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1億3846万2000円。

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2017年4月20日のニュース