【フローラS】木幡家三男・育也、ラユロットで重賞騎乗チャンス

[ 2017年4月19日 05:30 ]

木幡育也はラユロットが抽選を突破すれば、重賞初騎乗がかなう
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 【東西ドキュメント・美浦=18日】先週の土曜福島、オージーアイドルで初勝利を挙げたばかりの木幡家の三男・育也(18、藤沢和厩舎所属)。同日福島で長男・初也、次男・巧也も勝ち、JRA史上初の兄弟同日Vの快挙。村松は喜びの声を聞くべく、藤沢和厩舎へ。父と兄2人は精かんな顔つきだが、育也は少し丸顔でほんわかした雰囲気。「凄い、これ以上ないうれしさでした」とキラキラの笑顔とともに喜びを表現してくれた。

 そんな育也にこの日“ご褒美”が舞い込んだ。フローラSのラユロットの騎乗が決まったのだ。17分の13の抽選突破が最初の難関となるが、「さっき聞いて本当ですか!?って。気を引き締めて頑張りたい」と新人重賞騎乗一番乗りへ決意も新た。藤沢和師も「馬乗りがうまい子だから。ちょっと楽しみはあるよ」と色気をのぞかせた。勝てばデビュー2日目にマイラーズCをオースミタイクーンで制した武幸四郎に次ぐ、史上2番目の早さでの重賞Vとなる。その幸四郎技術調教師は現在、藤沢和厩舎で研修中。そんな“偶然”にも運命を感じながら、出走がかなえばフレッシュな騎乗を見せてほしいと思った村松だった。

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2017年4月19日のニュース