【細原・騎手で獲る 特別編】16日中山11R 岩田ファンディーナが69年ぶり牝馬戴冠決める!!

[ 2017年4月16日 08:00 ]

 先週の土曜中山・ニュージーランドT(やや重)は内を伸びたジョーストリクトリがV。逃げ粘った2着メイソンジュニアの菱田は「あの馬場で内をすくわれてしまいました」と悔しそうに振り返っていた。聞けば3、4コーナーの芝の内側は剥がれ相当傷んでいたが、直線はそれほど荒れておらず内が伸びる馬場だったという。今週の皐月賞(中山11R)。これを聞いて思い出されるのが12年のゴールドシップ。他馬が敬遠する最内からズドンと突き抜けた鞍上・内田の頭脳プレーが光った。中山は最終週。今年もタフな舞台が濃厚で、あのシーンが再現されるかも…。

 ◎はファンディーナ。500キロ超の雄大な馬格で、牝馬とは思えぬパワフルな走り。デビューから規格外の勝ちっぷりで、前走のチューリップ賞は初の中山&長距離輸送を克服しての完勝劇だった。主戦の岩田は「一完歩が大きくて、乗り味がすごくいい。レースセンスが良く、どんな競馬もできる」と素質を高く評価していた。自身が過去にまたがったブエナビスタ、ジェンティルドンナ、ウオッカと比較して「名牝になれる器」という言葉は頼もしい。後入れ偶数の真ん中(8)番枠は好材料。道中は仮にインで包まれたとしても、荒れた内側を突き抜けられるパワーは魅力。その時は名手のお家芸“イン差し”がサク烈だ!! 69年ぶり牝馬戴冠のドラマを堪能したい。馬券は強気に3連単1着固定。相手はスワーヴリチャード、プラチナヴォイス、レイデオロ、カデナ、サトノアレス、ウインブライト。馬連も押さえる。

続きを表示

2017年4月16日のニュース