【桜花賞】昨年4着ルメール「今回はミスなく乗って」リベンジだ

[ 2017年4月7日 05:30 ]

ソウルスターリングに騎乗するC・ルメール
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、桜花賞でソウルスターリングに騎乗するルメール騎手を直撃した。

 ――ソウルスターリングの前走(チューリップ賞1着)は2戦続けて阪神への輸送。

 ルメール でも少し間が空いていたので疲れは感じませんでした。テンションも必要以上に上がることもなく、良い雰囲気でした。

 ――スタート直後は相変わらず少し行きたがった感じ?

 一瞬だけ。すぐに折り合いました。2歳の時は口を割ることもあったけど、今は掛かるとか、そういう心配はしていません。

 ――道中の手応えは?

 終始良かったです。デビュー戦から、今のところ手応えが怪しくなったことはありません(笑い)。

 ――最後はいつも通り堂々と抜け出した。

 跳びの大きな馬なので追ってから豪快に伸びてくれます。乗っていても気持ち良いくらいです。

 ――父は負け知らずのフランケル。母のスタセリタにはルメール騎手自身騎乗してG1を勝っています。

 世界的な良血馬の手綱を取らせていただいて、とてもうれしいです。特にお母さんのスタセリタには思い入れがあるのでありがたいです。

 ――週末は道悪予想ですが、お母さんも重い馬場で勝っていた。

 ヨーロッパの時計のかかる馬場で実績のある馬なので、日本なら多少渋っても心配はしていません。

 ――藤沢師とは何か話をしましたか?

 競馬のたびによく話して意見を交換しています。藤沢先生はヨーロッパのホースマンよりよく馬を知っているのでこちらから注文を付けることは何もありません。今回も良い状態で乗せてもらえるはずです。

 ――ルメール騎手自身、昨年の桜花賞では悔しい思い(圧倒的1番人気のメジャーエンブレムで4着)。リベンジしたい?

 正直、昨年は僕が上手に乗ってあげることができませんでした。今回はミスなく乗ってソウルスターリングを勝たせてあげたいです!!

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2017年4月7日のニュース