紅一点・古川奈穂さん「勝ちたいレースは秋天」競馬学校入学式

[ 2017年4月5日 05:30 ]

会見で抱負を語る古川奈穂さん
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 JRA競馬学校の「騎手課程36期生」の入学式が4日、千葉・白井市の同校で行われ、ただ1人の女子新入生となる古川奈穂さん(16)ら8人が20年デビューを目指して3年間の学校生活をスタートした。

 真新しい競馬学校の制服に身を包んだ女性騎手の卵が初々しい笑みを浮かべた。「騎手になる夢への第一歩を踏み出せました。不安もありますが、頑張りたい気持ちの方が強いです」。奈穂さんは抱負を語ると、「将来、勝ちたいレースは秋の天皇賞です。東京競馬場に見にいったのですが、独特の雰囲気。エイシンフラッシュとM・デムーロ騎手に憧れました」と勝ち気な顔を浮かべた。

 厩舎サークルとは縁のない都内の一般家庭で育った奈穂さんが競馬と出合ったのは小学校5、6年時。テレビで見た有馬記念の迫力に魅了された。中学在校時は陸上競技の中距離選手。騎手を目指すきっかけは昨年デビューした藤田菜七子の活躍。昨夏の高校1年時に競馬学校を受験。乗馬経験はないが、応募130人中、合格わずか9人(女性1人は入学辞退)という難関を突破、この日を迎えた。父の哲也さん(55)は「高1で中退したが、やりたいことをやらせたいし、親としてサポートしていきたい。ケガをしないで頑張って」とエールを送る。藤田菜七子に続く8人目のJRA女性騎手へ。「将来、G1に乗せてもらえるように実力をつけ、信頼を得られる騎手になりたい」。三分咲きの桜の下で7人の男子同期生と共にガッツポーズ。3年後の満開デビューを誓い合った。

 ◆古川 奈穂(ふるかわ・なほ)2000年(平12)9月13日、東京都生まれの16歳。高校1年で中退。目標とする騎手は武豊。特技は陸上競技。趣味は音楽鑑賞と数独。好きな芸能人は福山雅治。座右の銘は「精神一到」。1メートル54、42キロ。

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