【ダービー卿ＣＴ】ミスターＸ　荒れた馬場“歓迎”アウラート

　中山１１Ｒ・ダービー卿ＣＴはマイネルアウラート。前走・東京新聞杯は不向きな瞬発力勝負に。それでも前めから粘っての４着（同着）確保なら地力強化を印象付けた。舞台は東京から２走前・ニューイヤーＳで勝った中山マイルに。今回、再戦のグランシルクなどを完封した内容を考えれば評価は高まる。

　高橋裕師は「荒れた馬場も合っているからね」と開催が進んだ芝状態を歓迎。差し馬勢たちの切れが落ちる馬場ならとことんしぶとい。見受けられる同型はダイワリベラルくらいか。ハナ、番手問わないタイプだがマイペースで運べそうなのも大きい。大本命グレーターロンドン回避で運が向いてきた。重賞初勝利はここだ。馬単（１１）から（３）（５）（７）（８）（１２）（１３）へ。