【江戸川・ダイヤモンドＣ】豪快カドまくり！岡崎がＧ１初制覇

Ｅウェーブスに祝福される岡崎（中央）
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　「Ｇ１江戸川ダイヤモンドカップ」は２９日、第１２Ｒで優勝戦が行われ、４号艇の岡崎恭裕（３０＝福岡）が豪快なカドまくりで優勝。悲願のＧ１初制覇を達成した。

　「イメージはできていた。僕の勝機は市川さんを抑え込めるかどうかに懸かっていた」。計画通りにスリット飛び出し、一気に内をのみ込んだ。

　決して楽なシリーズではなかった。６、５着発進。「とりあえず準優だけは乗ろう」。リベンジはそこから。開き直ったことが好結果を生んだ。優勝戦。Ｓ勘をつかめないまま本番を迎えたが「ゼロ台は狙えない。コンマ１０でいいから全速で行こう」。岡崎らしいクールな決断だった。

　１０年の浜名湖オールスターでＧ１よりも先にＳＧ制覇。意外にも苦戦したＧ１だったが苦手水面を克服しての優勝。「オールスターまで精いっぱい走って、いいリズムで乗り込みたい」。照準は地元福岡で開催されるオールスター（５月２３〜２８日）。最高の弾みとなったはずだ。

　◆次走　優勝した岡崎恭裕と石渡鉄兵の次走は４月５日からのまるがめＧ１京極賞。松井繁、山崎智也、桐生順平らが参戦。湯川浩司は４月４日からの大村Ｇ１ダイヤモンドＣ。今垣光太郎、瓜生正義、菊地孝平らとＶ争い。市川哲也は４月２日からのとこなめ一般戦。山室展弘、山崎哲司、岡村仁らが出場。東本勝利は４月５日からの福岡一般戦。前本泰和、長田頼宗、海野ゆかりらが相手。上平真二は４月９日からの尼崎一般戦。石田政吾、中辻博訓、高沖健太らが待ち構える。