【大阪杯】動き軽やかヤマカツエース 池添親子が挑むG1獲り

[ 2017年3月30日 05:30 ]

池添を背にCWコースで軽やかな伸びを見せるヤマカツエース
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 「第61回大阪杯」の追い切りで重賞5勝のヤマカツエースが軽やかな動きを見せ、いよいよG1獲りが視界に入ってきた。

 “金の勲章”を2つ得て、エース襲名の時を迎える。ヤマカツエースは昨年12月、今月と変則で開催時期変更のあった“金”鯱賞を連覇した。2000メートルには絶対の自信を持つ。開門直後のCWコースでの追い切りも、目下の好調ぶりがみなぎる動きだった。

 コンビを組む池添を背に単走追い。脚さばきが乱れることはなく、スムーズに加速。ゴール前で軽く促されると、軽やかに伸びた。6F80秒3〜1F11秒9と時計面も合格点。パートナーも手応えをにじませた。「乗ったのは金鯱賞以来だけど、走りは変わらない。動きは良かった。馬も自信を持ってくれているし、この出来でどう立ち向かっていくかですね」

 前走の金鯱賞はスローの流れを4角6番手から差し切った。馬場の真ん中を突き抜ける強い勝ちっぷり。重賞5勝のうち、4重賞は2000メートル。3走前から馬体重もずっと増えている。ここにきてパワーアップした印象。池添兼師も「今はホントにいい体つきをしてますね。これくらい欲しいという理想の体。前走は成長分もあったし、G2で強い勝ち方をした。貫禄のようなものも出てきた」と成長に目を細める。

 2走前の有馬記念ではスムーズさを欠きながらも2着キタサンブラックと0秒3差の4着。ビッグネームと肩を並べても、引けは取らない。“親子”で挑むG1タイトルはもう手の届くところまで来ている。手綱を取る池添は「父の管理馬でG1に挑戦する時にはいつも聞かれるけど、かなえたい長年の夢。その思いを持って、エースと一緒に獲りたい」と静かに闘志を燃やしている。

 親子で重賞10勝ながら、まだ一緒にG1を獲ったことがない。今の充実ぶりなら、夢物語がクライマックスを迎えそうだ。

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