【高松宮記念】ミスターX 充実の桜花賞馬レッツゴードンキに◎

[ 2017年3月26日 05:30 ]

 中京11R・高松宮記念はレッツゴードンキを指名。近3走のJBC・レディスクラシック2着(初ダート挑戦)→ターコイズS2着→京都牝馬S1着と桜花賞馬がすっかり調子を取り戻した。年を重ね、心身共に成長した今がまさに充実期だ。

 スプリントG1は昨年の高松宮記念が8着、スプリンターズSが9着。着順だけなら後退しているように見えるが、V馬とのタイム差は0秒7→0秒2に。最高クラスのスピード感に2戦目で対応してきた。シュウジ、ソルヴェイグに勝てなかった昨夏の函館SS、キーンランドC(共に3着)から馬体は20キロ以上も増量。梅田師は「パワーアップした今なら桜花賞馬として恥ずかしくない競馬をしてくれる」と胸を張る。今年は主役級不在の顔触れ。桜花賞以来のG1制覇は難しい話ではない。馬単(3)から(2)(6)(7)(9)(12)(13)へ。

 中山11R・マーチSはコスモカナディアンを信頼する。1月の準オープン(招福S)を勝つと、川崎記念3着→仁川S2着と上のクラスでも十分に通用する力を証明。特に川崎記念が昨年の最優秀ダート馬サウンドトゥルー(2着)に0秒2差ならJRA重賞初挑戦のここでも引け目は感じない。

 中山ダート9Fとの相性の良さも光る。通算で【2・2・1・1】で、唯一の着外も4着。武器の機動力を存分に生かせるこの舞台での大崩れは考えにくい。金成師は「状態キープを主眼に調整してきて、具合は変わらずいい」と好調をアピール。人気を分けるピットボスは中山初挑戦だった前走(ポルックスS・6着)でらしくない競馬。ここは舞台適性の差で、カナディアンから入るのが賢明だ。馬単(11)から(3)(6)(10)(12)(15)へ。

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2017年3月26日のニュース