【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】26日中山12R 砂の快速馬プレシャスエースが1000万も楽々突破

[ 2017年3月26日 08:00 ]

 土曜の当欄で取り上げた中山9R・ミモザ賞の◎ルヴォワールは、管理する手塚師が期待した通りにノーステッキで悠々と先頭ゴール。ステッキどころか、直線で鞍上の石川が軽く手綱を動かした程度の圧勝だった。相手関係が楽だったのは確かでも、中盤にラップが大きく落ちる流れでもピタリと折り合えた点など、収穫も大きかった。次走のフローラSが真価を問われる一戦になるが、間違いなく相当な大物だと思う。

 本日の勝負どころは中山12R。◎プレシャスエースはダートの短距離路線で相当な出世が見込める逸材。1000万は通過点だ。初めてダートを使われた3走前の未勝利戦(中山ダート1200メートル)を、脚抜きのいい重馬場を考慮しても破格の1分10秒4で逃げ切り勝ち。続く同舞台の500万戦は2着に惜敗したが、1着ディーズプラネットはその後に3歳オープン特別の端午Sを制し、現在もオープンクラスで活躍している。1年以上の長期休養で出世は遅れたが、前走は長期ブランクを全く感じさせないダッシュを見せて2馬身差の大楽勝。反動どころか気配がグンと良くなった今回、昇級戦でもスピードの違いで圧倒できる。

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2017年3月26日のニュース