【万哲の乱 特別編】25日阪神10R アンドリエッテが絶好舞台で一気差し

[ 2017年3月25日 08:00 ]

 ドバイに興味が映りがちな今週だが、国内に目を戻せば、西から天気は確実に下り坂。日曜の愛知県豊明市の降水確率は60%。もともと、中京の芝は雨が降ると悪化しやすく、予報通りなら道悪は避けられない。「雨」を前提に、高松宮記念の印は付けた。重馬場の京阪杯(14着)で凡走したメラグラーナの評価は発走時刻寸前まで悩みそう。馬券勝負は、好天と分かっている土曜の方が得策か?

 阪神10R・天神橋特別は(5)アンドリエッテが、絶好の良馬場&ベストの阪神マイルで狙い目。思えば3歳時は“牝馬3冠レース”に皆勤。桜花賞6着、オークス5着、秋華賞4着と崩れず頑張った。16年3月うずしおSを最後に勝ち星はないが、1000万では格上的存在だ。全2勝はいずれも今回の阪神1600メートル。さらにG3チューリップ賞でも2着好走もある。昨年の秋華賞3着馬カイザーバルに人気は集まりそうだが、コース実績を考えれば、決して格負けはない。

 《もうひと押し》中山10R・春風Sの(6)ゲマインシャフトは、昨年の当レース2着馬。伊藤大師は「体が絞れてきて、体調が上がっている。展開ひとつでしょう」とトーンも上がっている。逃げ濃厚のアトランタがここは連闘。万が一、先行馬が潰れる形になれば、自慢の一気差しが決まる。

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2017年3月25日のニュース