【ドバイターフ】“大和なでしこ”ヴィブロス充実一途12秒2

[ 2017年3月23日 05:30 ]

芝コースで追い切るヴィブロス
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 ドバイターフに出走する、日本馬で紅一点のヴィブロスはメイダン芝コースで最終調整。時間をかけて体をほぐしてから、芝の感触を確かめるようにゆったりとコースへ進入。徐々にスピードに乗せて直線へ。残り200メートルで強めに追われると、軽やかに脚を伸ばしてラスト1F12秒2(5F67秒6)。見守った友道師は「ゴール前の動きが良かったね。前走(中山記念5着)強い男馬相手に走って体の張りが出てきた。メンバーは強くなるが、思った以上の状態で出走できそう」と声を弾ませた。

 ヴィクトリアMを連覇した全姉ヴィルシーナと比べると「普段からチャカチャカしている」(友道師)というヴィブロス。初の海外遠征について「出発前は正直、不安はあった」と胸の内を明かしたが、「ふっくらして落ち着きがある。まるでこっち(ドバイ)の馬みたい」と充実ぶりをアピールした。

 日本牝馬はシーキングザパール(98年仏モーリスドゲスト賞)、シーザリオ(05年米オークス)、ジェンティルドンナ(14年ドバイシーマC)、ハナズゴール(同豪オールエイジドS)の4頭が海外G1を制している。「牝馬の方が最後の最後に底力を出せるのかもしれない。人間と同じでしょ?」とトレーナーは“ここぞの女子力”に期待を寄せている。

 枠順は「どこでもいい」と話していた師だが、9番に決定。同レースに出走予定だったリアルスティールの回避が決定したばかり。志半ばで離脱した日本馬の無念も背負って、大和なでしこが全力で駆け抜ける。

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