【ドバイターフ】世界最高峰の超良血!スター性十分なザラック

[ 2017年3月23日 05:30 ]

先月16日の今年の始動戦で重賞初制覇するなど調子を上げているザラック
Photo By ゲッティ=共同

 混戦模様のドバイターフだが、22日現在ブックメーカーで3・5倍の1番人気に推されているのがザラック(牡4=仏)。母ザルカヴァはメイショウサムソン(10着)も参戦した08年凱旋門賞を無傷7連勝で制した歴史的名牝。父ドバウィもG1・3勝の名馬で、ポストポンドを送り出すなど種牡馬としても成功。“世界最高峰”の血統だ。

 母ザルカヴァは凱旋門賞の後、生涯無敗のまま3歳で引退、繁殖入り。ダラカニ、シーザスターズ、ガリレオと名だたる種牡馬と交配されたが、どの産駒も体質が弱く、4番子ザラックまで、出走すらかなわなかった。

 母と同じアガ・カーン殿下所有、仏の名門ドゥロワイエデュプレ師管理の下、15年10月に迎えた待望のデビュー戦。鞍上も母と全戦でコンビを組んだC・スミヨン。後方追走から直線で力強く抜け出して快勝すると、続く一般戦も制して2連勝。クラシック初戦の2000ギニーは5着敗退、仏ダービーは後にチャンピオンSを完勝したアルマンゾールに迫るも2着。夏〜秋に重賞を3戦したが勝ち切れず、16年は無冠に終わった。今年は先月16日に行われたG3・ドバイミレニアムS(芝2000メートル)から始動。中団追走から残り300メートルすぎに楽々と抜け出して、2着馬に1馬身3/4差をつけて重賞初制覇。スミヨンが直線で何度も振り返るほどの余裕があった。スター性を十分に秘めている超良血馬。世界が注目する一戦で、その名を知らしめる走りを見せられるか。

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