【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】20日中山12R追える鞍上でリアリストが混戦に断

[ 2017年3月20日 08:00 ]

 変則開催のため、翌日の予想をしながら観戦という珍しいパターンになったスプリングSと阪神大賞典。どちらも今後に向けて重要なポイントがあった。阪神大賞典のサトノダイヤモンドは行きたがるシーンがありながらも勝ちきったが、スプリングSで人気を集めたサトノアレスとアウトライアーズは、物足りなさが残る内容で4、2着。優勝したウインブライトの成長力は認めるが、本番で主役指名するほどのインパクトは…。今年の皐月賞は、大混戦ムードのままレースを迎えることになりそうだ。

 きょう月曜のフラワーCも注目度MAXだが、◎ファンディーナでは的中しても低配当が必至。中山12Rを勝負レースとして推奨したい。◎はリアリスト。1000万に昇級後は2戦続けて大敗したが、14番人気と大きく評価を落とした前走で4着と大変身。再ブリンカー装着で発馬を決め、スムーズに先行できたことで本来の力を出せた形だ。やや前向きさに欠ける性格だが、追えば追うほど味のある伸びを見せるタイプ。相手関係がかなり手薄で、現役屈指の「追えるジョッキー」岩田が手綱を取る今回は3勝目のチャンスだ。

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2017年3月20日のニュース