【万哲の乱 特別編】19日阪神11R 先輩の貫禄でシュヴァルグランが連覇

[ 2017年3月19日 08:00 ]

 先日、将棋の小林健二九段にお会いする機会があった。競馬の大ファンでスポニチ愛読者という。ありがたい限りです。自らのタブレットを見せてくれ、うれしそうに思い出話を語ってくれた。オサム記者(スポニチ大阪の名物穴記者)の◎○から、3連複で残りの出走馬へ総ながし14点で“特大馬券”を的中。「配当金が予想したのとは一桁違っていました」とはうらやましい。印の柔軟な活用法にも感銘した次第です。

 そんな小林九段。「万哲さん、オサムさんと◎が一緒になる時、よくありますよね」とポツリ。実は、重なった時の馬券成績は…。冷や汗。

 阪神11R・阪神大賞典の(3)シュヴァルグランは幸か不幸か?オサムさんと◎が重なってしまった。暮れの有馬記念(6着)は勝ったサトノダイヤモンドより2キロ重い57キロを背負って、ダイヤモンドより外の14番枠も距離ロスを考えれば響いた。さらにアルゼンチン共和国杯(1着)→ジャパンC(3着)と続けて好走して、2カ月で3戦のタイトなローテーションが楽ではなかったのも事実。3000メートルまで距離が延びれば、昨年阪神大賞典を完勝したスタミナが生きてくる。ダイヤモンドとは同じ別定57キロなら、無抵抗では終わらない。1世代上の貫禄を見せる。ここは3連複ではなく、単勝がお勧め。

 《もうひと押し》中山9R・幕張Sは中山初登場の(1)ピンストライプ。前走534キロの大型馬で、中山の直線の急坂=パワー勝負はいかにも合うイメージ。

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2017年3月19日のニュース