【細原・騎手で獲る 特別編】18日中京11R “先行天国”の芝でボンセルヴィーソが重賞初V決める

[ 2017年3月18日 08:00 ]

 きょうの阪神・中京のメインは、春の大舞台を目指す若駒同士のアツイ戦い。中京11R・ファルコンSは使いつつ地力を強化したボンセルヴィーソで勝負する。マイペースに持ち込める二の脚の速さが魅力。昨年暮れの朝日杯FSは3着(0秒4差)に敗れたが、完全な外差し馬場で荒れた内を通って逃げ粘った走りは高く評価できる。池添学師は「きょうだいは母系が強く出ていたが、この馬は父(ダイワメジャー)の方が色濃く出ている。馬っぷりが良くて乗り味がすごくいい」と素質を絶賛する。休養を挟み馬体は成長して、父譲りのパワーに磨きが掛かった。ここ目標に中間はコース中心にビッシリと乗り込まれ力を出せる仕上がりだ。

 “先行パラダイス”のコンディションも大きく後押し。開幕週だった先週の中京芝は内を通った先行馬が活躍。先週土曜の金鯱賞も逃げて内ラチ沿いを走った7番人気のロードヴァンドールが2着と高配当を演出。日曜のトリトンSも内を伸びたトーセンデュークがレコードVを飾るなど「内有利」は明らかだ。ここ何頭か先行馬がいるが、テンの速さでは◎が抜けていて単騎逃げまでありそう。千四は勝ち星があり、スピードが生きる舞台は絶好の条件。重賞初Vに期待する。馬券は馬単と馬連。相手は先行勢中心にラニカイサンデー、デスティニーソング、ジャッキーを厚め。メイソンジュニア、レジーナフォルテ、ナイトバナレットを押さえる。

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2017年3月18日のニュース