【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】18日阪神11R 大物感漂うエクレアスパークルのV2期待

[ 2017年3月18日 08:00 ]

 今週の中央競馬は、3連休を生かした変則3日間開催。関東圏の主場である中山は日曜と月曜に開催が割り振られており、きょう土曜は社内で阪神と中京をテレビ観戦となる。仕事のリズムが変わって違和感はあるが、いずれのメインレースも重要度はかなり高い。日曜競馬の紙面制作業務と平行しながら、内容までじっくりと吟味したい。

 馬券的には阪神メインの若葉Sが勝負どころ。開業4年目を迎えた今年、先週までにリーディング1位の14勝と大躍進中の中内田師が送り出すエクレアスパークルを◎指名だ。14年のセレクトセール当歳セリで、8640万円(税込み)の高値で落札された良血馬。デビューは遅れたが、前走の阪神新馬戦(芝2000メートル)は大物感あふれる勝ちっぷりだった。抜群のスタートダッシュを決め、内の先行馬2頭を行かせて3番手の外を追走。緩い流れでも折り合いを欠くようなシーンは全くなく、3角過ぎからジワッと動いて4角では先頭。残り200メートルで追い出されると迫力満点の加速を見せ、外から並びかけた2着馬を楽々と2馬身半突き放した。身体能力の高さは疑いようがなく、競走センスも抜群。大ブレークの気配が漂う新進気鋭の中内田厩舎から、無敗のクラシック候補が誕生とみた。

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2017年3月18日のニュース