【高松・ウィナーズC】近畿引っ張る三谷竜「優勝を狙います」

[ 2017年3月17日 05:30 ]

前検調整に集中する奈良の三谷竜生
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 三谷竜は昨年3月のダービーで決勝進出。以後、16年のG1では決勝進出こそなかったが、勝ち上がり段階での強さは光った。今や近畿地区を代表する自力選手へと成長。そして今年最初のG1全日本選抜競輪でも決勝進出。さらにパワーアップした走りに注目が集まっている。

 「前回のG1が終わってからは時間があったので、しっかりと練習できた。奈良支部での鹿児島合宿もいい感じで終えることができた」

 一緒に鹿児島へ行った選手からも三谷竜は仕上がっていたとの声が聞こえてくる。調子には太鼓判を押せる。

 今回のウィナーズCは選考基準が特殊。SS班の次は1着回数の多い選手から順に出場選手が決まる。昨年7月から12月までの1着回数は別表の通り、三谷竜が25回で堂々の1位だ。「その時は2班だったので予選スタートだから1着が多かっただけ」と謙虚に話すが、胸を張っていいことは間違いない。「トップは光栄。優勝を狙います」。眼光が鋭くなった。

 三谷竜の持ち味はヨコの動きも強い自力で後手に回ることが少ない。位置取りも確か。トップクラスと走っても大崩れがないのが強みだ。高松バンクとの相性も「ここは走りやすい」と不安はない。

 11Rは新田、深谷と最強の自力型がそろう。浅井、渡辺一とのSS選手もいて一番の激戦区だ。三谷竜はチャレンジャーの立場でぶつかる。「いつも通り、積極的に走るだけ」。迷いはない。後手に回らない走りで勝ち上がり、2日目優秀→準決勝への黄金ロードを進む。

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2017年3月17日のニュース