【万哲の乱 特別編】11日中京11R 好条件が整ったヌーヴォレコルトが健在アピール

[ 2017年3月11日 08:00 ]

 金鯱賞は昨年までの暮れの開催から3月に施行時期が移り、新装開店の様相。僕の学生時代には6月下旬〜7月上旬に芝1800メートルのハンデ戦で行われていたのを考えると、全く別の重賞になってしまった感じ。ただ負担重量を考えると、実績馬が出走しやすくなったのは事実。

 本命に推した(13)ヌーヴォレコルトは日曜の中山牝馬Sにも登録したが、当初の予定通りに金鯱賞に出てきた。中山牝馬Sならハンデ56・5キロ、金鯱賞は別定54キロだから当然か。前走・中山記念(7着)は海外遠征帰りで休み明け。自身も上がり3F34秒4と決してバテてはいないが、スローペースも響いた。斎藤誠師は「左回りは得意だし、年齢的にズブさが出てきた今は1800メートルは短く、1F延長も魅力」と好条件を見込んでの遠征だ。休み明けを叩いて「状態も一段上がっている」(同師)とのこと。話はちょっと古いが、3歳時の秋華賞(2着)で記録した1分57秒0の芝2000メートルの持ち時計はメンバー中No・1。開幕週特有の軽い芝の“高速決着”になればなお良し。好条件が整って、前進の余地はある。

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2017年3月11日のニュース