【フィリーズＲ】レッドルチア　前走もまれ「いい経験になった」

　【美浦ドキュメント＝９日】桜花賞切符争奪戦が白熱中。上位馬が強力すぎて優先権確保が難しい！？と敬遠された先週チューリップ賞は１２頭（フルゲートは１８頭）と集まらなかったが、フィリーズレビューは１頭除外。中山のアネモネＳ（桜花賞ＴＲ）は除外馬が３頭出た。午後３時すぎに発表された除外馬リストを小田が確認すると一安心。注目していたレッドルチアは抽選を無事クリアしていた。

　大外１８番枠の不利を乗り越え、突き抜けた昨年１０月の東京新馬戦が強烈だった。休み明けの前走（８着）は不完全燃焼。鹿戸師は「前走は初めてもまれる競馬。でも今後に向け、いい経験になったと思う。中間は元気もいいし（初の）中山も問題ないと思う」と手応えを明かした。父ディープインパクト譲りの瞬発力が武器。昨年の勝ち馬チェッキーノもオークス２着と健闘し、重要なステップレースでもある。４戦全勝のリエノテソーロの参戦もあって、注目度は例年以上か！？