【金鯱賞】ヤマカツエース 春開催に変更も“連覇”譲らん!

[ 2017年3月7日 05:30 ]

昨年12月に続く、金鯱賞の“連覇”を狙うヤマカツエース
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 「金鯱賞」は今年から春の中京開幕日に移り、新設G1大阪杯へのステップレースに様変わり。1着馬に優先出走権が与えられる。

 中京巧者がそろった中でもヤマカツエースは注目の存在。3歳時にはファルコンS3着。何より“3カ月前”の金鯱賞Vが光る。着差以上の勝ちっぷり。残り3Fすぎからペースを速め、直線は迷いなく外へ。先に抜け出したパドルウィールを首差捉えてゴールへ飛び込んだ。池添兼師は「とにかく体が戻ったのが大きかった」と振り返った。

 続く有馬記念は差して4着。勝ったサトノダイヤモンドと0秒3差、強い相手の中で奮闘を見せ、その後は放牧へ。

 1日の1週前追い切りはCWコースで併せ馬。6F77秒3の好時計。土屋助手は「1週前に併せ馬をやれているし順調。今週は味付け程度になるんじゃないかな。2000メートルで勝っているし、2400メートルくらいまでは射程圏と思ってるよ」と力強く語った。

 重賞4Vのうち、金鯱賞も含め3勝を2000メートルでマーク。春の最大目標・大阪杯にはキタサンブラックなど強豪が待ち構えている。飛躍を期す17年初戦。“エース”の座は絶対に譲れない。

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2017年3月7日のニュース