ホワイトマズルが死亡 27歳 産駒にオークス馬スマイルトゥモローなど

[ 2017年2月27日 16:35 ]

94年の凱旋門賞、武豊が騎乗し6着だったホワイトマズル(中央・9番)
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 JRAは27日、種牡馬として2002年のオークス馬スマイルトゥモロー、07年の菊花賞馬アサクサキングスなどの産駒を出したホワイトマズルが老衰のため、けい養先の北海道新ひだか町のレックススタッドで26日に死んだと発表した。27歳だった。

 同馬は1993年のイタリア・ダービー馬。94年凱旋門賞では武豊が騎乗して6着だった。産駒にはほかに04年の天皇賞・春を制したイングランディーレ、12年にジャパンカップダートを制したニホンピロアワーズなどがいる。

 レックススタッドの前田暁常務取締役は「年齢的なことを考慮し、昨年から種付を中止しておりましたが、半月ほど前から足元がおぼつかなくなっており、この日(26日)、起立不全となりました。獣医師、スタッフが懸命の介護をいたしましたが、多くの関係者が見守る中、27歳で大往生を迎えました。多くの活躍馬を残してくれ、当スタッドでもシルポートが後継種牡馬として産駒のデビューを待っております。近年では母の父としても存在感を示してくれており、遺された産駒の活躍を期待するとともに、冥福を祈りたいと思います」とコメントを発表した。

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2017年2月27日のニュース