【中山記念】ミスターX 一瞬の切れ比類なし!アンビシャスに◎

[ 2017年2月26日 05:30 ]

 中山11R・中山記念はアンビシャスだ。15年ラジオNIKKEI賞で残した強烈なインパクト。福島の短い直線を後方から一気に差し切り、2着を3馬身半も突き放した。一瞬の切れなら右に出る者なし。昨年、リアルスティール(3着)を破って2着に好走した中山コースの舞台適性は間違いなく高い。

 有力どころが休み明けでイマイチ信頼できないメンバーの中で、アンビシャスは昨年と同じローテーション(天皇賞・秋→中山記念)。休養明けが苦にならない強みがある。昨年は道悪だった宝塚記念(16着)以外、全てのレースで掲示板(5着以内)を確保。大阪杯(1着)では年度代表馬キタサンブラックも撃破した実力は本物だ。慎重なローテーション選択で大切に使われてきた素質馬。爆発の17年へ、初戦で無様な姿は見せられない。馬単(7)から(1)(3)(4)(8)へ。

 阪神11R・阪急杯はシュウジで仕方ない。制した前走の阪神カップは、イスラボニータ、ミッキーアイルなどのG1馬たちを中団からメンバー最速の脚(上がり3F34秒8)で堂々と撃破。デビュー時から期待された素質馬が本格化の兆しを見せた。

 今回も引き続き阪神7F戦。舞台設定は申し分なく、前向きな気性面からいきなりでも信頼できる。中間はしっかりと乗り込まれ、1週前追いは坂路で4F49秒8〜1F12秒0の自己ベストを更新。須貝師も「冬場だけに体重は少し増えそうだけど動けているし心配なさそう」と納得の仕上がりだ。大目標の高松宮記念は本命候補のビッグアーサー、ダンスディレクターが回避を表明。ここを勝てばG1獲りの光景が一気に鮮明になってくる。馬単(7)から(3)(4)(5)(11)へ。

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2017年2月26日のニュース