【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】26日阪神8R 良血アフェクテューズが初の関西遠征で激走

[ 2017年2月26日 08:00 ]

 武幸の重賞ラスト騎乗Vを期待した土曜のアーリントンCだったが、◎ミラアイトーンは向正面から掛かり通しで9着に完敗。若さを露呈する結果となってしまった。見立て違いを猛省するしかないが、能力を出し切れなかったのも確か。失った資金を取り戻すチャンスは必ず来るはずで、今後の成長を見守りたい。

 本日の勝負どころも阪神から。狙いは関東から遠征する8Rの◎アフェクテューズだ。14年の阪神JFを制したショウナンアデラの全弟で、育成時代から注目を集めたディープインパクト産駒。体質の弱さからデビュー2戦は大敗したが、その後は徐々に成長を遂げ、7戦目で未勝利を脱出。その4走前の新潟芝1800メートル戦は、出負けしながら最速の上がりで突き抜けるという強い競馬だった。

 500万に昇級後は6→9→6着とひと息だが、東京芝1800メートルの3走前と前走では、後方からまずまずの脚を使って0秒6差。完成は先でも、着実に前進はしている。休養明け2戦目となる今回、手塚師は「一度使って、かなり上向いている。ワンターンの阪神芝1800メートルはいいし、輸送で馬体が絞れれば」と好感触。初の阪神遠征という陣営の選択が、吉と出る公算が大とみた。

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2017年2月26日のニュース