【中山記念】坂路併せで気持ち乗った!成長著しいヴィブロス

[ 2017年2月23日 05:30 ]

ジュンテオドーラ(奥)と併せたヴィブロス
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 ヴィブロスの最終追いは坂路でサッと流した程度。ただ、僚馬ジュンテオドーラ(3歳未勝利)を隣に置いて併走の形を取ったのがミソだった。友道師は「先週、先々週としっかりやっているし、単走でもいいかなとは思ったけど、休み明けだし気持ちだけは乗せておこうと思ってね。動き、仕上がりともに問題ないし、元々初戦から走れるタイプ」と意図を説明。

 昨秋の秋華賞を制した後はリフレッシュ放牧に出して成長を促した。これが大正解。想像以上の成長を遂げた愛馬に「脚が伸びて、背が高くなったね。今で440キロぐらいあるし、レースでは430キロ台(前走414キロ)で出せるんじゃないかな」と目を細めた。2歳時の未勝利戦以来となる牡馬との対戦。決して楽な条件ではないが「重量差を生かして、次のドバイターフにつながる競馬をしてほしい」と色気を見せる。進化を遂げた秋華賞馬の走りから目が離せない。

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2017年2月23日のニュース