【フェブラリーS】ミスターX 混戦に実績馬コパノリッキーが断

[ 2017年2月19日 05:30 ]

 東京11R・フェブラリーSはコパノリッキーの復活に懸けたい。最低16番人気で勝ったこのレースが3年前。連覇を飾った翌年を含めて東京砂マイルは【2・0・1・1】と大の得意だ。近3走はらしくない競馬が続いているが、村山師は「2走前(チャンピオンズC13着)は外からガンガン来られて、前走(東京大賞典・5着)はハナを切って目標にされる展開」と敗因を説明。復活Vをイメージできる舞台で巻き返す。

 7着に敗れた昨年は序盤でポジションが取れなかったのが全て。外からなだれ込む快速型に押し込まれる形になった。今年はスピードタイプの馬が少なく、気になる同型ケイティブレイブも離れた15番枠。4番枠を味方に楽に前で運べる可能性が高い。「冬場が良くて具合はいい」と村山師は好状態もアピール。追い切りの動きを見れば出来落ちもなさそうだ。大混戦模様の17年G1初戦、頼れるのは残してきた実績だ。馬単(4)から(5)(6)(8)(9)(10)(15)へ。

 小倉11R・小倉大賞典はストロングタイタン。重賞初挑戦だった前走・中山金杯はキャリアの差が出たのか9着に大敗。2番人気に推された素質の高さを見せることはできなかった。慣れも見込める重賞2戦目。狙うならここだ。520キロを超える大型馬だが、基本的に小回りは得意。特に平たんの小倉は大好きで過去3戦全勝、3走前・玄海特別は直線で後続を3馬身半もちぎった(メンバー最速の上がり3F34秒4を計時)。マルターズアポジー、ダノンメジャー、ロードヴァンドールがそろえば極端なスローは考えにくい。展開も味方に差し切る。馬単(2)から(6)(8)(9)(11)(12)(14)へ。

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2017年2月19日のニュース