【万哲の乱 特別編】19日京都11R 1F短縮でトーセンデュークが切れ倍増

[ 2017年2月19日 08:00 ]

 本日は東京でフェブラリーS、小倉では注目の小倉大賞典。この2場に主力騎手が集まった関係で「3場目」の京都は出走馬がやや手薄。こういった時は数少ない有力騎手に有力馬が集まり、平穏決着が続くケースは案外多い。穴は東京や小倉で狙い、京都では手堅く買うのが正解か。いずれも川田が騎乗する京都9R・つばき賞のファンディーナと、10R・春日特別のクィーンズベストはどう見ても“鉄板”に映る。

 京都11R・斑鳩ステークスも川田騎乗のテラノヴァは有力だが、配当の妙味を狙うなら(11)トーセンデュークが面白い。東京の前走・節分S(8着)は道中で行きたがった分、消耗して伸びを欠いた。1F短縮で折り合いがスムーズなら、もっと切れるはず。土曜の京都牝馬Sを見ても、内が荒れ気味の京都の芝は典型的な外差し馬場。外寄りの11番枠もプラス材料に。

 《もうひと押し》小倉11R・小倉大賞典は逃げ一筋の(7)マルターズアポジー。同型の先行馬がダノンメジャー、マイネルハニー、ロードヴァンドールと多数いるが、競り込んでくるようなら共倒れは覚悟…がスタイル。右回り巧者で小倉と似た福島で好成績を残しているのが心強い。有馬記念の後はリフレッシュ放牧を挟んで、しっかり立て直した。1週前に小倉に早めに入厩して出来も万全。

続きを表示

2017年2月19日のニュース