【細原・騎手で獲る 特別編】18日東京8R 菜七子ブルーボサノヴァが直線一気に差し切る

[ 2017年2月17日 08:00 ]

 京都初遠征した菜七子の収穫は大きかったはずだ。東京8R◎ブルーボサノヴァの前走(京都ダート9F戦)は、最後方からメンバー最速の上がり3F35秒8の脚で後方勢では最先着となる4着。馬券圏外に敗れはしたが、前残りの厳しい展開のなか勝ち馬に0秒1差まで肉薄した。

 実はこの日の京都は前日からの雨で、ダートは水が浮くほどのコンディション。当日はダート戦が6鞍あり、連対した12頭中、11頭は4角3番手以内を運んだ馬で“行ったモン勝ち”の舞台だった。レース後に菜七子は「早めに動かしていったけど、あと少しのところで届かなかった。悔しいけど、ラストまでしっかり頑張ってくれた」と激走を称えていた。決め手の生きる広い東京コースは2勝の実績があり、道中の追走が楽になる距離延長も好材料。大外から菜七子の豪腕が唸(うな)りを上げる。馬券は馬単と馬連。相手はアバオアクー、キネオフォルツァ、カフェブリッツを厚めに。ヴィッセン、エルゼロ、クールエイジアを押さえる。

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2017年2月18日のニュース