【フェブラリーS】ノンコノユメ 去勢から半年で“夢馬体”

[ 2017年2月16日 05:30 ]

<フェブラリーS>3頭併せで追い切るノンコノユメ(右)
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 ノンコノユメの動きを見届けた加藤征師が確信に満ちた表情で言い放った。「状態はかなり上がっている。去勢して半年、ホルモンバランスが安定したのだろう。負荷をかけ続けても体が減らなくなった」。2週連続で目いっぱいに追われたとあって、この日は5馬身先行する形で上がり重点の併せ馬。Wコースでゴール前、軽く促されると、内のエクストレミティー(6歳1000万)に2馬身差をつけてゴールした。「元々調教駆けしないタイプ。活発とは言えないが、この馬なりにいい走りだった」と続けた。

 牝馬を目にすると抑えが利かない馬っ気。ゲートでも大暴れするため去勢に踏み切ったのは昨年夏。馬体重(昨年のフェブラリーS=454キロ)は一時、430キロ台まで落ち込んだが、4戦目で460キロに増えた。「輸送で減っても450キロ台で出走できるはず。得意の東京コースだし、今年は結果を出したい」と同師は手応えを語っていた。

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2017年2月16日のニュース