【万哲の乱 特別編】12日東京10R G1馬カゼノコが鬼脚で復活

[ 2017年2月12日 08:00 ]

 東京10R・バレンタインSはダートの古馬オープン特別。次週19日にG1のフェブラリーSが迫っているだけに、メンバー構成は当然手薄。着実に復調しつつある(12)カゼノコが狙い頃だ。3歳時に交流G1のジャパンダートダービー(大井)を制した実績馬。G1を勝ってしまった影響で、長らく負担重量との戦いを強いられてきたが、前走・東海S(5着)は久しぶりに“カゼノコらしさ”を見せた。優勝したグレンツェントを除けば、先行馬が残るスローペースの中、メンバー最速3F35秒9で最後方からジワジワ伸びた。58キロ(計6戦)を背負い慣れている分、57キロは好材料だったということだろう。今回も据え置きの別定57キロなら戦いやすい。1400メートルで前半が速くなれば、後方に置かれる不安はあっても、末脚は生かしやすくなる。G1馬の底力で直線一気。

 ≪もうひと押し≫小倉11R・門司Sは(3)サングラスが妙味。8日に栗東坂路で4F50秒6の猛時計。成績は低迷気味だが、いつ走っても不思議ではない。

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2017年2月12日のニュース