矢作師、山田氏の要請受け車椅子寄贈「社会貢献は大きな誇り」

[ 2017年2月7日 05:30 ]

矢作芳人調教師
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 競輪ファンとしても有名な矢作師は昨年2月、プロジェクトへの賛同を表明。厩舎の勝利数などに応じた車椅子を寄贈すると宣言した。その直後の3月、リアルスティールがドバイターフを制し海外G1初V。2度目のリーディングも獲得した。

 「数年前、赤星君と食事をした時に彼の情熱を知り、昨年、浅井選手、山田さんからうれしい協力要請を受けました。微力ながら社会貢献の一助となれることは大きな誇りです。今後はスポニチさんを通じ、この輪を少しでも広げていきたいと願っています。細やかながら努力していきますので矢作厩舎所属馬へのご声援、よろしくお願いします」。矢作師はこの日、海外出張のため、同師と親交が深い山田裕仁氏が代理で自身の寄贈分と合わせた車椅子26台分の目録を赤星氏に手渡した。

 山田氏は「現役時代も社会福祉貢献を続けていたので、今後も一個人として矢作先生と一緒に微力ながら続けていきたい」。結束力抜群の“チーム矢作”。社会貢献につながる活動をさらに続けていく。

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2017年2月7日のニュース