【3歳馬次走】ボリード、大物感あり!池添「乗り味もフォームもいい」

[ 2017年2月2日 16:22 ]

 リーディング西浦厩舎の勢いを象徴する大物新馬が日曜の京都6R(芝2000メートル)でデビューする。目を疑ったのは東京新聞杯に出走するブラックムーンの1週前追い切り。併せた新馬が堂々先着を果たしたからだ。7F99秒7。上がり3F37秒2〜1F12秒1を悠然と刻む。動きの非凡さは一目瞭(りょう)然。それがボリード(牝、父ディープインパクト)だった。

 最終追い切りも両馬の併せ馬。今週はムーンを外から追走する形で最後はクビ差譲ったが、6F83秒1。3F37秒2〜1F12秒2は新馬が簡単に刻めるラップではない。手綱を取った池添も非凡さを感じ取ったようだ。「馬格があって跳びが大きく、乗り味もフォームもいい。オープン馬と互角に動きましたからね。確かにまだ“緩さ”はあるけど、逆にそれがいいと思う。厩舎も期待している馬だと聞いていますから。軽くクリアしてくれたら、先が楽しみになる」。

 陣営がクラシックを意識する大器。“豊作”が伝えられる今年の3歳牝馬路線に名乗りを上げる超大物の登場だ。

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2017年2月2日のニュース