【きさらぎ賞】アーサー豪快11秒4!池江厩舎サトノ“連覇”へ万全

[ 2017年2月2日 05:30 ]

<きさらぎ賞>川田騎手が騎乗し、CWコースで併せ馬に先着したサトノアーサー(手前)
Photo By 提供写真

 「第57回きさらぎ賞」の追い切りでは良血サトノアーサーが川田を背にCWコース併せ馬で最終調整。上がり重点ながら、躍動感あふれる身のこなしを披露。厩舎の先輩サトノダイヤモンドに続き3連勝での重賞タイトルを狙う。

 名門・池江厩舎のクラシック候補生がCWコースで躍動した。サトノアーサーの最終調整は主戦の川田を背にシルバーポジー(4歳1000万)と併せ馬。僚馬をリード役に鞍上はテンションを上げすぎないよう、ゆっくりと1歩目を踏み出す。リズミカルな脚取りで、道中の折り合いはスムーズ。3角すぎから徐々にピッチを上げていくと、直線は馬体を沈ませインから一気に加速。父ディープインパクト譲りの瞬発力で相手を3馬身追走から1馬身差突き放した。ゴール前は余力残しの内容で4F53秒8。ラスト1Fは馬なりで11秒4の超抜時計をマーク。川田が感触を振り返る。

 「先週しっかりとやっているので、今週はやり過ぎないように。最後まで集中して走れていましたし、ここまで順調。レースが楽しみですね」

 新馬戦こそ道悪がこたえて同着辛勝だったが、前走は上がり3F32秒7の剛脚を繰り出しV。「初戦が同着で苦い思いをしていたので、2戦目で変わってくれてホッとした」と川田。器の違いを感じさせた。

 この馬とともにクラシック制覇へ、今週ケガから復帰する川田にとっても大事な一戦になる。先月8日の京都競馬で落馬し骨折の重傷を負いながらも、懸命なリハビリで騎乗を再開。「(自分が)中途半端な状態だと、周りに迷惑をかけてしまうので」。関係者のことを第一に考え、自らがベストのパフォーマンスを出せるようになるまで復帰を待った。仕掛けどころが難しい馬だけに、主戦で臨めるのは心強い。

 池江厩舎はこのレースと相性抜群で、12年ワールドエース、14年トーセンスターダム、昨年もサトノダイヤモンドがV。「筋肉量が増えて体に幅が出てきた。能力は高い馬だが、初戦は緩んだ馬場だった。週末の雨予報がどうかだね」とトレーナー。最大のライバルは相手ではなく天気か――。そう思わせるほど今のアーサーには風格が漂っている。

続きを表示

「中山記念(G2)」特集記事

「阪急杯(G3)」特集記事

2017年2月2日のニュース