【川崎記念】オールブラッシュG1初挑戦V!鮮やか逃げ切り3連勝

[ 2017年2月2日 05:30 ]

<川崎記念>レースを制したオールブラッシュ。鞍上のC・ルメール騎手はゴール後、ガッツポーズ
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 今年最初の交流G1「第66回川崎記念」が1日、川崎競馬場で行われ、5番人気の中央馬オールブラッシュが鮮やかな逃げ切り勝ち。1000万、準オープンに続き3連勝でG1初挑戦初Vを達成した。

 好スタートを決めるとルメールは迷わずハナへ。1角、2周目の3角と、途中で2度ミツバに絡まれるシーンもあったが、リズムを崩さず先頭をキープして直線へ。最後は外を追い上げた1番人気サウンドトゥルーに3馬身差をつけ悠々と逃げ切った。

 満面の笑みで引き揚げてきたルメールは「返し馬から超元気。外の馬のプレッシャーがあっても反応が違った。初めてのG1だが能力は感じていたので自信を持って乗った。今日は大きなステップアップ」と称賛。07年ヴァーミリアン、09年カネヒキリに続いての川崎記念3勝目を喜んだ。

 村山師は「年末に熱発して、そこから立て直しての競馬。中身がどうか心配していたが強かった。ルメールがうまく乗ってくれたし、馬も体力をつけた」と評価。今後については「昨年からハードなレースが続いているので無理はしたくない。暮れのチャンピオンズCを最大目標に慎重にレースを選びたい」とした。次走は交流G3名古屋大賞典(3月30日)が候補に挙がっている。

 ◆オールブラッシュ 父ウォーエンブレム 母ブラッシングプリンセス(母の父クラフティプロスペクター) 牡5歳 栗東・村山明厩舎 馬主・社台レースホース 生産者・北海道白老町の社台コーポレーション白老ファーム 戦績20戦6勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1億4171万円。

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