【先週の新馬戦】まだまだ伸びる!豪州産馬フィアーノの活躍に期待 

[ 2017年1月31日 05:30 ]

 京都マイルを勝ち上がった豪州産馬フィアーノロマーノが潜在能力を感じさせる勝ちっぷり。道中で物見をしながらも2番手から抑え切れない手応えで抜け出し、3馬身半差の完勝。514キロの大型馬で体は余裕があり、南半球産の遅生まれ(14年8月21日)でこのパフォーマンス。時計も水準以上で当然伸びる余地はある。豪州リーディングを獲得するなど活躍中の父ファストネットロックは完全なスプリンターだったが、産駒は距離の守備範囲も広く、今後の活躍が楽しみ。

 東京は全て1番人気がV。注目の芝1800メートルを制したインシュラーは好位で脚をタメて、2着馬に並ばれてから、もうひと伸び。ルメールも「着差以上に余裕があった」と称賛。ダートで勝ったワイルドカードは556キロの超大型ながらスピード兼備で逃げ切りV。追ってからの伸びも良く奥は深そうだ。

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2017年1月31日のニュース