【根岸S】ミスターX 抜群の安定感でG1へ!ベストウォーリア

[ 2017年1月29日 05:30 ]

 東京11R・根岸Sはベストウォーリア。勝ち切れないレースが続くが、15年フェブラリーSから【2・4・3・1】(3着外も勝ち馬に0秒2差の4着)と安定感では抜けている。別定戦のここは58キロを背負うことになるが、15年プロキオンSは59キロで快勝。重量に泣くタイプでもない。

 中間は早めに帰厩し、みっちりと乗り込んできた。僚馬を4馬身ちぎった最終追い(坂路で4F52秒6〜1F12秒7)を見るかぎり態勢は万全だ。マイルでも結果を残してきたが、1400メートルの方がしまいが甘くならない印象。7回走ったこの距離で3着を外したのはデビュー2戦目の1回だけだ。内寄り5番枠を引き当てて自分の形は作りやすい。好位から抜け出し、大目標のフェブラリーSまで突き進む。馬単(5)から(3)(6)(7)(13)(15)(16)へ。

 京都11R・シルクロードSはソルヴェイグ。ハイレベルな4歳世代は短距離路線でも強く、前走・スプリンターズSは強豪古馬たちを相手に3着を確保。勝ち馬レッドファルクスにタイム差なしという好内容だったにも関わらず、今回のハンデ54キロ(スプリンターズSで11着のブランボヌールも54キロ)は恵まれた印象だ。

 昨年の函館SSは休み明けで快勝。前向きな気性で久々でも問題なく力を発揮できる。中間で馬体を大きく増やしてパワーアップも完了。鮫島師は「稽古での動きが力強いしとてもいい感じ」と成長を実感している。初コンビを組むのは重賞戦で強いM・デムーロ。ここは好勝負確実な鞍だ。馬単(5)から(7)(9)(10)(11)(12)へ。

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2017年1月29日のニュース