【シルクロードS】連勝セイウンコウセイに上原師「いいアクション」

[ 2017年1月26日 05:30 ]

単走で追い切られたセイウンコウセイ
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 調教スタンドからWコースへ双眼鏡を向ける上原師の顔が見る見るうちに緩んでいく。「いいアクションだ。無理しなくても自然といいタイムが出る」。セイウンコウセイの動きを見届けると、手元のストップウオッチに表示された時計(5F66秒7、3F37秒2〜1F12秒6)を手帳にメモした。

 2連勝中の勢いが伝わるフットワークだ。栗毛がチップの上で小気味よく弾む。最後まで手綱を押さえたまま滑らかに加速し続けた。「中2週なので5F出し(5Fの追い切り)で十分。重賞で相手が強くなるが、こちらも京都コースは得意。(3回連続となる)長距離輸送も大丈夫」と同師は手応えをかみ締めた。トモの緩さを解消し、昨春の未勝利戦から7戦5勝で前走・京都のオープン特別を突き抜けた東の上がり馬。初の重賞もクリアして、G1高松宮記念に名乗りを上げる勢いだ。

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2017年1月26日のニュース