【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】5日中山4R 再コンビの名手がゼロカラノキセキをVに導く

[ 2017年1月5日 08:00 ]

 昨年の「仕事納め」は、有馬記念の翌日(12月26日)に行われた東京競馬記者クラブ総会。同クラブ賞の選考が行われ、全国リーディングを獲得した戸崎が選出された。他にも何人か候補に挙がったが、制裁点ゼロなど特筆するべき成績だっただけに当然の受賞だと思う。きょう5日の昼休みに、中山競馬場のウイナーズサークルで授賞式が行われる。一方、JRA賞の競走馬部門の投票は昨日4日が最終締め切り。どの馬に投票するか、かなり悩んだ部門が多かった。どんな結果になったのか?10日の発表が今から待ち遠しい。

 当コラムの新年一発目の推奨馬は、戸崎が授賞式直前に騎乗する中山4Rのゼロカラノキセキ。昨年8月の交流戦(川崎=1着)以来のコンビ復活だが、初めてダート1200メートル戦を使われた前走が見せ場たっぷりの4着。速い流れに戸惑って位置取りは後方になったものの、最速の上がりで0秒2差なら適性十分とみていいだろう。距離2度目の今回は、もう少し前めで流れに乗れる公算大。舞台となる中山ダート1200メートルで昨年、戸崎はぶっちぎりトップの17勝(2位は内田の9勝)。これ以上、心強いパートナーはいない。

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2017年1月5日のニュース