【万哲の乱 特別編】5日京都12R グランシェリーが内枠味方に逃走!

[ 2017年1月5日 08:00 ]

 中山の芝コースは有馬記念ウイークのAコースに替わって、Cコースへ。内6メートル地点に内柵を設置したことで、レース傾向がどう変わるかは正直1日は見てみたいところ。対照的に、約1カ月お休みだった京都の芝は「内有利」で間違いない。11月開催はBコース→Cコースときて、移動柵を使わないAコースに再び戻るのだから、柵で約1カ月保護されたラチ沿いを通る馬が有利。昨年の1月開催でいえば、1月9日の淀短距離S(芝1200メートル)を楽々逃げ切ったローレルベローチェが典型的な必勝パターンだ。

 推奨する京都12Rの(3)グランシェリーは好位差しもできるが、逃げた方が成績は安定している。休養前の前走(15着)は不運な大外18番枠で先手を奪えなかったとあれば、大敗も仕方ない。今回は絶好の内寄り3番枠。自慢のスタートを決めれば、同型の1番枠パーリオミノルより速く、芝状態がいい内寄りを走れる。「1分7秒台」の時計勝負は望むところ。勝負を度外視して競りかけてくる馬がいない限り、まずは“イン逃げ”が決まる。

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2017年1月5日のニュース