【東京大賞典】トゥルーG1連勝締めだ!4頭目の連覇へ視界良好

[ 2016年12月27日 05:30 ]

いざG1連勝締めだ!!厩舎でリラックスするサウンドトゥルー
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 有馬の後は大賞典だ!砂のグランプリ「第62回東京大賞典」が29日、東京・大井競馬場でゲートイン。昨年の覇者サウンドトゥルーは今年、チャンピオンズCでG1・2勝目のタイトルを手に入れて充実一途。この中間も好気配をキープしており、史上4頭目の連覇へ向けて視界良好だ。

 今年も鮮烈な末脚で大井を沸かせる。サウンドトゥルーは前走・チャンピオンズCを後方2番手から直線一気の追い込み。昨年の東京大賞典に続くG1・2勝目、念願のJRA重賞タイトルを手に入れた。今年に入って勝ち切れないレースが続いていたが、そのうっぷんを晴らす鮮やかな勝ちっぷり。高木師は「最後1Fは届かないかと思ったが…。見事だったよね。力はあったのに昨年は脚を余していたから」とその感動を振り返った。

 前走後は在厩調整。25日には坂路でいっぱいに追われて4F54秒4をマークしている。トレーナーが「前走の反動もなく、順調にきていますね」と目を細めれば、担当の中垣助手も「前走は本当に調子がいいと感じていたけど、今も同じくらい。いい感じで体の柔らかさをキープできていますね」と好調をアピールした。

 脚質から展開に左右される面は仕方がない。師も「ある程度、ペースは流れてほしい」と差しが届く展開を切望する。それでも、大井の外回りコースは直線386メートルと地方競馬場の中では長く、決して不利な舞台設定ではない。トゥルーの圧巻の末脚で、16年のG1を締めくくる。

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2016年12月27日のニュース