【ホープフルS】レイデオロ初戴冠!差し切ってデビュー3連勝

[ 2016年12月26日 05:30 ]

<ホープフルS>レースを制したレイデオロ(右)
Photo By スポニチ

 「第33回ホープフルS」が25日に中山競馬場で行われ、1番人気のレイデオロが後方から差し切って快勝。デビュー3連勝で重賞初制覇を飾った。藤沢和師は阪神JFのソウルスターリング、朝日杯FSのサトノアレスに続き2歳重賞3連勝を飾った。

 逸材ぞろいの藤沢和軍団から出現した新星だ。レイデオロがすさまじい脚取りで直線の急坂を駆け上がってくる。馬群の間から造作もなく抜け出し、後続を1馬身1/4突き放した。「いつも楽に勝つね。一戦ごとに良くなっているし、レースが上手。前走(葉牡丹賞)でも感じたけど、2400メートルもいける」。その50分後にグランプリタイトルもつかんだルメールはダービーの距離にも太鼓判を押した。

 「2歳重賞3連勝?馬が頑張ってくれるからね。気が良くて強い稽古がいらない馬たちだから」と藤沢和師は語る。レイデオロは自身が管理してデビュー5連勝したレディブロンド(ディープインパクトの姉)の孫。「(高い)テンションはやっぱりおばあちゃんだな。穏やかなサトノアレスと対照的にやる気満々。ゴールを過ぎてもまだ余裕があるんだから大したもの」と続けた。今後はノーザンファーム天栄(福島)で年を越し、皐月賞トライアルから本番を目指す。

 ◆レイデオロ 父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)牡2歳 美浦・藤沢和厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績3戦3勝 総獲得賞金8477万円。

続きを表示

2016年12月26日のニュース